ペン表の卓球ノート

ワンランク上を目指す中年ペン表プレーヤーのつぶやきです

使用用具(2022年4月3日現在)

今使っている用具について。

TSP(現VICTAS)のスワットにYASAKAのオリジナルTバージョン(厚)を貼っています。片面だけだと軽すぎるため、裏面には重量調整のためのVICTASのカールP3V(OX〈スポンジなし〉)を貼っています。

用具の選択で大事にしているのは、弾み過ぎないということ。試合でガチガチに緊張した状態で打球したときでも、確実に台におさまる。この点が、ものすごく重要だと思っています。わからない回転のサーブ、予測していなかったコースや速さで飛んできたボールに対して、とりあえず返球できる。そういう安心感をもてるラケットとラバーの組み合わせを大事にしています。

弾みすぎるラケットでボールを台におさめるよりも、弾まないラケットで力を加減しながら打つほうがボールのコントロールや緩急をつけることが容易で、オーバーミスを減らすことができます。チャンスボールのときはスマッシュを狙いつつも、つなぐドライブをしっかり入れたり、ツッツキ、ブロックを多用したりして粘って相手のミスを誘い、安定したラリーを展開していきたい前陣攻守な私のプレイスタイルに合っていると思っています。

もう1つ大事なのは、ラケットとラバーの総重量です。私の場合、相手の強打を止めるブロックと、まわりこみや台上で打つスマッシュを重視しています。ラケットが重すぎると、相手からの速いボールや強打できるボールへの反応が遅れてしまうので、120~130グラムくらいがベスト。なので、裏面に重い裏ソフトを貼らない片面ペンにこだわっています。

適度にやわらかくて球持ちのよい、高弾性ラバーのオリジナルTバージョン。このラバーには、テンション系ラバーのようなパチンと気持ちよく弾いて、中・後陣からでも威力のあるボールを飛ばせるほどの強い弾性はないので、打っていて物足りなさを感じるかもしれません。しかし、私のような初中級レベルには、ボールをラバーに食い込ませ、自分でしっかりコントロールして打つことができるので好感触です。縦目なので、作ることのできる回転の総量は少ないですが、逆に回転の影響を受けにくいためレシーブがしやすく、擦る、弾く、流す、止めるなどといった表ソフトの特徴をいかした打法がしやすいうえに、ナックルもしっかり出てくれるので満足しています。

スワットは、7枚合板のなかではやや抑えめな弾みで、しなりのある球持ちのよいやや板薄なラケットです。初級から上級までどんなレベルの方でも使える人気のラケットで、使うラバーを選びません。私は、裏ソフトラバーを貼っているときから長年使っているスワットを、いろいろなラケットを比較し選ぶうえでの基準にしています。

スワットのグリップには、改造してコルクを付けました。中国式のグリップのままでも普通に打つことはできるのですが、学生時代から日ペンを長く使っていたので、指をかけることができるコルクがあったほうが、サーブやショート、バックハンドのときに打ちやすくラケットの面が安定します。

戦型や用具は、いまも迷走を続けていますが(汗)これからも試合で勝つために思考と試行を重ねていきたいと思います。

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改造してコルクを付けたスワットの中国式。板厚もちょうどよくグリップに違和感なくプレーできます